コードの転回形を覚えると伴奏バリエーションが広がります。
こんにちは
ピアニストの森田竜也と申します。
ジャズやポップスのピアノの練習について有益になる情報をブログで発信しております。
記事タイトルはコード(和音)の転回形を覚えると伴奏バリエーションが広がります。
ということですが、転回形についてまずお話ししたいと思います。
転回形というのは例えばコードCと書いてあったら、基本は下からドミソと積むわけですがこれを
ミソド、ソドミ、という風に1番下にあった音を1オクターブ上へ移動させることでできる和音です。
こうなると使ってる音の種類は変わらないのですが、各音の間の音程が変化することで、響き方が変わります。
つまり私たちの耳に届く聴こえ方も変わるわけで、伴奏のシーンで使いこなせればバリエーションが増やせるということです。
あとメリットは同じ音域ばかりでなく違う音域での伴奏なども可能になることです。
これもバリエーションが増える、と言えますね。
なので是非コードの基本形が分かったら、この転回形もセットで練習してしまいましょう。
あなたがこの先、コードを使った多彩な伴奏をする上では必須の方法なので、是非コードの転回形も把握しておいて下さい。
転回形を練習するメリット
・各音の間の音程が変化するパターンを習得できるので、聴こえ方が変わり結果的にバリエーションが増える
・同じ音域でなく違う音域でのコード伴奏が可能になる→使いこなせば結果的にさまざまなシチュエーションに適した音域を自分で選べるようになる。
・コードCがあったときに、一つだけでなく何種類もの押さえ方が可能になり引き出しが増える。
この先コードを使って伴奏の幅を広げたい方は必須の練習になりますので、是非トライしてみてください!
ピアニスト 森田竜也