ピアノの練習・音楽 ブログ

ピアノの練習や音楽に関する記事を書いております。

上達と継続の鍵は?

こんなタイトルで書いていきます。

 

その前に自己紹介します。

僕はピアニストの森田竜也と申します。

5歳からピアノを始めてジャズは高校の頃から独学ではじめました。

それから10年やってきました。今はジャズで培ったコード理論や技術を生かしてpopsや洋楽などの曲をピアノでアレンジして演奏したりして、Youtubeなどに動画をアップしたりライブ活動をしたりしています。

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ジャズピアノを始めてから10年経ちました。

経過した年数別に分けて当時の僕を振り返り、これがあったから上達またはここまで続けられたのかなということを3話に分けて話します。

 

【ジャズピアノを始めて1年目〜2年目の僕を振り返り上達の鍵を探す】

目次
1.入部初日で顧問の先生から渡された譜面
2.分からないけどやるしかなかった状況を顧問の先生から与えられる
3.ジャズの代表的なリズムの''スウィング'' ではない曲に傾倒してしまった僕
4.振り返り 上達と継続の鍵

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入部初日で顧問の先生から渡された譜面

僕は高校入学後、ジャズ研に入り始めてジャズというものの扉を開きました。

ジャズピアノってなんだろう?全く新しいもので全てが未知の世界、、、

でした。

 

まず入部して当時のジャズ研の顧問の先生から初日で僕はピアノの経験年数を伝えてどんな曲が弾けるのかを伝えました。

そうしたら顧問の先生は普通のクラシックのような音符が書かれている、いわゆる二段譜のピアノのベーシックな譜面を(右手と左手の両方の音符が書かれているもの)

「じゃあ、これやっといてね♪」と意気揚々と渡してくれました。

譜面を見てみるとまず飛び込んだのは

なんだこの難しい譜面?!笑

入部初日で僕はChick Coreaというジャズレジェンドの書いたSpainというジャズでもあるしなんか、フュージョンやラテンなど色んなテイストの混じった難曲を渡されました。

クラシックもやっていたため読譜は苦手ではありませんでした。

なので、譜読みを即座に進めました。

この曲是非聴いていただきたいのですがこれはジャズ研入部初日でいきなりやるような曲ではないのです笑

ですがこの曲に後々ぼくはとてつもなく惹かれて狂ったように気に入り、弾くようになります(笑)

 

分からないけどやるしかなかった状況を顧問の先生から与えられる

その部活は当時文化部にしては盛んで、夏休みになると普通に外での演奏予定が5.6本もあるようなところでした。

1年目にしてその顧問の先生は3年生に交じらせて演奏の機会を与えてくれました。

ピアノは5歳からやっていても、ジャズはまるっきりわからない、

わからないけど、やるしかない、という状況を与えられた僕は

何がなんだかまださっぱりなジャズを演奏するためにはどうすればいいか自分で考え、形にするために必死にもがきました笑

とりあえず与えられた譜面は全て弾いてみました。

弾いていく中で

ジャズピアノは和音が鍵なのだと当時の僕は悟ります。

 

ジャズの代表的なリズムのスウィングではない曲に傾倒してしまった僕

 

ジャズでは代表的なスウィングというハネるリズムで旋律を繋いでアドリブを取るというお決まり

しかし僕は奇しくも当時渡されたSpainという曲に傾倒してしまいます。

この曲はスウィングというリズムでは弾かない曲でした(笑)

この時点でスウィングからは遠ざかる僕笑

しかしながら

今思い返すとその曲に傾倒して得たことがあるとすれば、和音がとてもセンスのある進行で、(Chick Coreaさん素晴らしい)

そういった和音の感性は磨かれたなと思います。

 

ジャズを始めて1〜2年目のぼくを振り返って上達と継続の鍵だと思ったこと

・好きな曲に傾倒していたこと

当時の僕は一度ハマった曲を平気で2ヶ月以上下手したら半年近く気のおもむくままに弾いていました。

今思えば、広く浅くやっているのではなくこのことが上達の鍵だったと思います。

 

・計画性はなかったけどとりあえず自分の中である程度まで形にしていたこと

外で演奏しなくてはいけないというプレッシャーから、自分である程度の目標を決めて形にするようにしてました。もちろんはじめたばかりでクオリティの高い演奏なんてできませんし、計画性もありませんでした。気持ちだけはあったので自分の中のここまではやるぞっ!ていうラインがあったのは良かったと思います。

計画性はありませんでした。(ここ大切です笑)

 

・やるしかなかった状況

当時部活の中で演奏の予定の日が決まり→選曲が決まり→それに向けて練習する

といった流れがあり

今でもその流れがあるとやるしかない、と気持ちが生まれて、モチベーションが生まれます。

 

自分で決める中で作るモチベーション

ただしこの状況というのはなかなか自分自身で作り出すことは本当に難しいと思います。

なぜなら誰かが決めないなら、自分で決めなきゃいけないから。

でも不思議と自分で決めることに慣れていくと、その中でモチベーションが上がるタイミングというのが絶対に訪れる時がきます。

その時に一気に集中して練習したりするのも一つ手だと思います!

 

ここまで記事をお読みいただきましてありがとうございました。

 

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ピアニスト 森田竜也